仁義なき動物大戦争!!~ROOT~はるけき森のどうぶつ戦記~ ~
こんにちは、雲吞堂です。
今回紹介するのはとってもかわいい動物たちが、ドロドロの内乱を繰り広げる対戦ゲーム、
「ROOT~はるけき森のどうぶつ戦記~」です。
プレイ人数:2人~4人
プレイ時間:60~90分
メーカー :株式会社 アークライト
「Golden Geek Award 2018」大賞受賞作
①はじめに
まず皆さんにあらかじめ言っておきたいのが、
このゲームは間違いなく、とてつもなくおもしろいのですが、
同時にとても複雑なルールをしています。
その最大の原因として、最大4人のプレイヤーが、
それぞれ異なるルールでゲームを進めていきます。
その為、1つのゲームで同時に4つのゲームを行う感覚になります。
初めて行う方は経験者の方と行うか、後述のsteam版(日本語版なし)を
プレイしておく等の予習をおススメします。
ただし、それでもなおどドハマりしたら、抜け出せなくなるのが
このゲームですので、簡単なポイントを紹介していきます!!
②おもしろポイント
(1)部族の特徴
このゲームは幻想的森林世界における覇権を争うゲームになります。
プレイヤーはそれぞれ森にいる部族を率い、敵対する部族を殲滅しつつ、
自分たちを発展させていきます。それぞれの部族の特徴は次の通りです。
またプレイ中は下の図のそれぞれの部族ボードを使用していきます。
これに進行方法が載っているので、ある程度は迷わずに進められます。
猫野侯国(右上):地上げ屋。開始時点での森の制圧者であり、森中の資源を源に、
次々と施設を建設していくことで発展を目指します。
鷲巣王朝(左上):ブラック王朝。元森の支配者であり、奪われた栄光を取り戻そうと、
トップの無茶ぶりに従いながら反撃を開始します。
森林連合(左下):チンピラゲリラ。地上げ屋とブラック王朝にブチ切れた
他の動物たちの集団。支援者という名の同志(舎弟)を集め、
ゲリラ戦を展開していきます。
放浪部族(右下):Mr.漁夫の利。森の外からやって来た、たった1人のアウトロー。
ある時は他の部族と同盟を結んで兵士を率い、
ある時は敵対部族の暗殺を行い、周りを利用しつくして自らの
利益を追求します。
(2)勝敗や戦略
このゲームは各プレイヤーの部族の特徴が濃すぎるくらいありますが、
もちろん共通のルールもあります。基本的に各プレイヤーはVPを30ポイント
集めることを目標としており、先着順で勝敗が決まります。
VPの貯め方には、猫野侯国なら建物の建設、鷲巣王朝なら鳥の巣の設置等、
特定のアイテムを設置すること等が主な条件になりますが、こういったアイテムは
設置できる数に限りがあり、また他プレイヤーはそれを破壊することもできる上に、
ボーナスでVPを得ることもできます。
したがって、自分の部族の強化と、敵対部族の妨害をバランスよく行うことが
勝敗のカギになります。
以上が、簡単な紹介になります。
またこのゲームは2019年の9月頃に発売してから、
大人気で店頭やAmazonにもほぼ出回っていません。
(最近は少し出回っているようです。)
なので、プレイしたい方はこのゲームがあるボードゲームカフェを探すか、
steam版で出ているやつをプレイすることをお勧めします。
こちらは日本語版がないのでややわかりづらいのですが、
私の中学英語スキルでも何とか進められました。
チュートリアル等も丁寧に設けられているので、
本体を購入できた方もルールを覚えるのにオススメです!!
以上、雲吞堂でした。