嘘をつきながら嘘を見抜け!「FAB FIB(ファブ フィブ)」をご紹介!
こんにちは、雲呑堂です。
前回のブログ更新から、少し時間が空いてしまいました汗
とはいえ、この間何もしていなかったわけではなく、実は新たな活動として、「Podcast(ポッドキャスト)」でラジオを収録していました!現在では第二回まで公開しています。
今後はラジオとブログを併行して更新していきますので、今後とも雲呑堂の活動をよろしくお願いします。PodcastはAmazon MusicやSpotifyで聞くことができますので、興味のある方は是非ご視聴してみてください。
さて、ここから本題。今日は初心者向けボードゲームということで、PodCastの第一回でも触れました、このゲームをご紹介したいと思います!
「FAB FIB(ファブ フィブ)」
プレイ人数:3人~10人
対象年齢:10歳以上
プレイ時間:20~30分
ゲームデザイン:Spartaco Albertarelli
発売年:2012
<ゲームの概要>
このゲームのルールはいたってシンプル。
プレイヤーの一人が3枚のカードを持ち、そこに書いてある数字を「大きい順に宣言して」3ケタの数字を言い、時計回りで次のプレイヤーにカードを渡します。
このとき、宣言する数字は嘘でも本当でも構いません。
たとえばこんな数字の組み合わせが来たら・・・
大きい順に並べ替えるとこうなります。
このとき、正直に「652」と宣言しても良いですし、嘘をついて適当な数字を言ってもかまいません。
次のプレイヤーは、「嘘を見破る」か「受け取る」かを選びます。受け取った場合は、手札から3枚までカードを伏せて捨て、捨てた分のカードを山札から引き、「ひとつ前のプレイヤーよりも大きい数字」を宣言して、また次のプレイヤーに渡していきます。
たとえば、「652」から「2」と「5」を捨て、「8」と「4」を引いた場合はこのようになりますね。
さて、これを繰り返すと、場の数字はどんどんと大きくなっていきますが、山札から大きい数字が引けるとは限りません。上記の例で言えば、「864」の後「4」を捨てたのに「1」しか来なかった・・というような場合もある訳です。
こういった場合、嘘で構わないので、先ほどより大きな数字を宣言して、次のプレイヤーに渡してしまいましょう。次のプレイヤーに「ダウト!」と言われなければ、ゲームはそのまま続いていきます。問題ありません、この「FAB FIB(ファブ フィブ)」では、バレない嘘は嘘ではないのです。
<嘘を見破る・ダメージの数えかた>
さて、ここまで嘘をつく場合の事ばかり話してきましたが、見破られた際の話もしなくてはなりません。「こんなに大きい数字が都合よく来るはずがない!」と思ったり、「こいつ、何だか怪しいぞ・・・?」と思った際は、カードを受け取る前に「ダウト」の宣言をしましょう。
嘘を見破った場合は、嘘をついたプレイヤーの体力を、カードに書いてあるドクロマークの分だけ減らします。
ダウトをしたが宣言が本当だった場合は、ダウトをしたプレイヤーの体力を、カードに書いてあるドクロマークの分だけ減らします。
体力は、ゲーム開始前に各プレイヤーに配られたライフカードで表示されています。各プレイヤーの体力が減るごとに死神が迫ってきて、0になることでそのプレイヤーはゲームオーバー(負け)です。ユニークなカードのデザインにも注目!
「ダウト」が行われた場合、ダメージを受けたプレイヤーが親となって、次のゲームを開始します。これを最後の一人になるまで続け、勝ち残った一人が勝者です。
<FAB FIB(ファブ フィブ)のポイント>
このゲームは、はじめてトランプやウノ以外のゲームをやるよ、という方にもうってつけのゲームだと思います。順に数字を言って次に回していくだけのゲームながら、「自動的に数字が大きくなっていく」システムのおかげで、だんだんとあり得ない数字になっていくため、「ダウト」がとてもしやすいです。(たまに、あり得ないと思ったら本当だった、ということもありますが・・・)
また、Podcastでも触れさせてもらいましたが、「嘘の共有」がプレイヤー間で行われるのも面白いポイント。嘘の手札を受け取ってしまったプレイヤーは、「こいつ、やりやがったな」と思いつつ、今度は自分がその嘘を引き継ぐので、敵同士ながら、妙な連帯感も生まれます。
常に山札から大きい数字が引ければよいのですが、意外と引けない場合も多く、嘘を嘘で返す連鎖になることはしょっちゅう。ふたを開けてみれば実はほとんど嘘で回ってました、なんてこともあるので、誰かがダウトをした後のタネ明かしが一番盛り上がる瞬間だったりしますね。
また、キャラクターがとてもかわいいので、取っ付きやすいのも特徴です!
誰でも盛り上がれるパーティーゲームだと思いますので、
ぜひお手に取ってみてくださいね。
それでは、今日はこのあたりで。
雲呑堂でした。