雲呑を背にして  

~ボードゲームを徒然に~

宝石の煌き ~基本の戦略について~

前回から引き続いて、「宝石の煌き」の基本についてです。

今回は戦略について書こうかなーと。

 

みんなで楽しく数回プレーするだけであればそこまで考える必要ないと思いますがか、回数を重ねるほど「勝ちたい!」と思うのが人情ではないかと思います。

この記事はそんな人向けです。

 

 

ちなみに、

宝石の煌きはアプリ版も存在します。

 

play.google.com

 

store.steampowered.com

 

日本語対応ではありませんが、元々言語依存性の低いゲームですので、プレイに支障はないかと思います。

このゲームはCPU対戦とオンラインマッチが実装されているのですが、このオンラインマッチ、やりこんでいる人が多いのです。始めたばかりだと負けが込む方もいらっしゃるのではないかと思います。そんな方にもこの記事が参考になればと思います。

 

1.戦術について

大きく分けて以下の2つの戦術があります。

 

①水平戦術

発展カードを4色以上獲得、複数の貴族カードも絡めながらポイントを稼ぐ。

〇メリット

・発展カードのリソースがたまる中盤以降は,レベル2までの発展カードを無料で入手できるケースが増える。

・貴族カードを複数枚獲得しやすい。

・獲得できる発展カードが複数あるケースが多く、相手からの妨害(こちらが狙っている発展カードを他プレイヤーに確保されること)に強い。

 

〇デメリット

・序盤にポイントが獲得できず、垂直戦術に対して遅くなりがち。

 

②垂直戦術

獲得する発展カードは3色以内。絞った色の中でレベル3の複数枚獲得し、ポイントを稼ぐ。

〇メリット

・色を絞るため、水平戦術に対してポイントの獲得スピードが速い。

 

〇デメリット

・狙いが分かりやすく、妨害に弱い。

 

この書き方だけみると、水平戦術の方がメリット多くて良いように見えますが、基本は垂直戦術がお勧めです。

理由は「速い」から。

この一点に尽きます。

 

上記のアプリ版でよくある垂直戦術のパターンは、

①1ターン目に狙う色のレベル3カードを確保。

②確保した発展カードに対応するレベル1を3枚ほど獲得。

③レベル2カードと黄金チップを絡めて確保したレベル3カードを購入。

④適宜狙えるレベル3カードを確保しつつ、合計9枚ほどで15ポイントを獲得。

 

特に①のステップは重要です。これさえあれば妨害を気にする必要はありません。

 

では最後に垂直戦術への対策を。

 

【垂直戦術への対策】

①相手プレイヤーが序盤で狙うであろうレベル3カードを確保しない場合

→こちらが先に確保する。

*相手への妨害はレベル3カードの確保に留めておくのが無難です。自分の狙いではないレベル2カードを妨害しても、相手へのダメージよりも自分の確保枚数が減るリスクの方が高いです。

 

②相手プレイヤーがレベル3カードを確保した場合

→相手が狙っているチップを絞りましょう。特に2枚取りだけはさせないように残枚数いは注意を。これだけで相手プレイヤーは狙いの変更を強いられるので、ポイントの獲得が遅れます。

 

ちなみにアプリでレート2000を超える猛者はレベル1を大量に獲得する速い水平戦術とかを使ってきたりします。

異次元ですね。

 

ではまた。