雲呑を背にして  

~ボードゲームを徒然に~

怪獣との激闘再び!!~LEVIATH レヴィアス~

こんにちは雲吞堂です。

 

今回は年末の人が集まりにくい中、

以前購入したレヴィアスをやる機会に恵まれたので、

その紹介です。

 

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 こちらのゲームは以前紹介した「KAIJU ON THE EARTH」シリーズの

「VALCANUS ボルカルス」の続編になります。 世界観やストーリー的に

はつながった作品ですが、こちらから始められる方も問題なく

プレイすることはできます。

 以下に以前の記事と、公式サイトのURLを貼付します。

ぜひそちらもご覧ください!記事本文はその後に続きます。

 

wanntan.hatenablog.com

 

kaijuontheearth.com

 

 

①ルール概略

 前作のボルカルスと同様に今回も怪獣側と人類側に分かれて戦うのは一緒ですが、

今回は街中ではなく、海を舞台に戦います!レヴィアスは神出鬼没で、

海中から突然襲い掛かってきます。それに対して人類側は機雷を駆使して、

レヴィアスを捕獲します。

 

 以下のような海域(図の中央上)を舞台に戦い、レヴィアスと人類はそれぞれの勝利条件のいずれかを達成すれば勝利となります。主戦場は青い海洋マスであり、左端にあるのが陸地マスを含む人類側の拠点スペースです。

 

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次に各勝利条件です。

レヴィアス側勝利条件

(1)水没エンド津波攻撃などで陸地マスを4つ水没させる。

 図の水色の三角形タイルを4枚設置することで達成

 

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(2)全滅エンド:海洋マスにある船の数が0にする。

 レヴィアスが船の駒を全て捕食できたら達成

 

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(3)時限エンド:人類側のアクションカード(手番で使うカードの山札)が尽きる。

 

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人類側勝利条件

捕獲エンド:怪獣が潜伏するマスを機雷タイルで囲む。

機雷タイルは船の駒があるマスに設置が可能

 

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 勝利条件の多さを見ればわかるように、このゲームは基本的に怪獣側が有利になりやすいです。このゲームにも恒例の怪獣コマがありますが、実はこれを使用するのは人類側で、人類側が「怪獣がいると予想する場所」に置くのです。レヴィアスの正確な位置が分かるのは怪獣側のプレイヤーのみで、自分の潜伏する位置を悟らせないように立ち回ります。

 

 

➁ゲームのポイント

 このゲームの面白いところは何といっても前述しているように、レヴィアスの位置をめぐる攻防にあります。人類側の勝利条件がレヴィアスを機雷で囲むことなので、レヴィアスの位置が常に人類側に把握されているか、そうでないかが勝敗のカギになります。レヴィアス側には相手のアクションカードがなくなる、(3)時限エンドを狙うこともできます。したがって、人類側にいかに自分の位置を誤認させて機雷の設置を的外れな場所に置かさせて、手番を稼がせるかが怪獣側には重要になります。

 

 

 また、ゲームが後半になってくると、機雷をどんどん設置することができるため、機雷のあるマスに移動も、通り抜けもできないレヴィアスは自分の移動範囲がどんどん狭くなっていきます。

 

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 私がプレイしたときは、包囲網にとらわれそうなところを何とか逃れたのですが、

あえて捕らわれたふりをして、相手を騙して時限エンドを勝ち取ることができました!

(上の図で怪獣コマのある所には実はいなくて左のスペースに逃げていたのです。)

 

 また、このゲーム1対1で戦う場合には上記のような純粋な心理戦ができて面白く、

多人数で人類側を複数でプレイする場合には、戦略を練る楽しさを味わえるゲームになっているので、どちらもお勧めです!

 

また「ボルカルス」をプレイしたことがある方にも、ゲームにボルカルスが

関わってくる場面があるので、ぜひプレイして見つけてみてください!

 

以上、雲吞堂でした。