ボードゲーム制作死亡遊戯あるいは自省録
こんにちは、雲呑堂です。
ツイッターの方ではお知らせしたのですが、来る11月14日(土)のゲームマーケットに自作のボードゲームを出品することとなりました。
「COLORSE」というゲームです。ルール等も含めた詳細はまた後にアップする予定です。
というわけで、今回は自省録的にボードゲーム制作にあたって、気づいたことをまとめていきたいと思います。ボードゲームを作ることに興味をお持ちの方の参考になれば幸いです。
まず、雲呑堂はこれが初めてのボードゲーム制作でした。特別なノウハウ等は全く持ち合わせておりません。ボードゲームが好きだったので、自作ボードゲームを作りたい、という思い一点で制作をスタートしました。
結論から言うと今回の経験で学んだことはこの3点
1.リソースの把握はめっちゃ大事
2.インプットはめっちゃ大事
3.テストプレイは最重要!!
こうして書くと当たり前のことですね・・・(笑)
詳細は以下の通りです。
◎制作の流れ
1.リソース決め
最初にリソースを決めました。個人製作ですので、資金の面では相当制限があります。そのため、各種印刷会社の代金を比較し、コンポーネントの目安を設定しました。基本的にカードのみでの印刷が最も安いようです。自分が見た中で、最安値はカード16枚のプランでした。
当初は今と別のゲーム構想もあったのですが、試算してみるとその壮大さ故に負担が大きかったので、諦めました。そんなこともあるので、やはり最初にリソースの限界を理解しておく必要はあると思います。
2.ゲームシステム決め
ゲームシステムを構築する方法というのは、無数にあるかと思いますが、兎にも角にもインプットは重要だと感じました。自分の場合、今まで少なからずボードゲームはプレイしてきたつもりでしたが、いざ作ろうとするとアイデアが煮詰まることが多かったです。
人気のあるボードゲームのシステムはとても参考になります。なので、ボードゲーム紹介ブログやボドゲーマさんやJELLY JELLY CAFEさんのサイトで他ボードゲームのシステムをチェックしていました。自分が作る側になると、名作ボードゲームのシステムが非常に洗練されていることを改めて実感します。今度システム特集とかの記事も書いてみたいところです。
3.テストプレイ
構築したシステムに則って、コンポーネントを準備した後、テストプレイに着手しました。とりあえず、身近にいるボードゲームを遊んでくれる人たちに声をかけ、テストプレイの依頼をしました。
実際にプレイしてみると、自分の狙っていた効果が出せていなかったり、ルールの穴があったり、とにかく誤算だらけ。。。。。
指摘されて修正、指摘されて修正、指摘されて修正・・・・・、これの繰り返し。一番つらいフェーズでした。しかし、ゲームを決定づける決定的なフェーズでもあります。正直、テストプレイ前とテストプレイ後では全くの別ゲームになりました。(笑)
今後はテストプレイ参加者を増やす方法も考えないといけません。
今回は制作について書きましたが、今後とも初出展サークルの悲喜交交については記事にしていきたいと思っています。
現在は、本番に向けて出展の準備をしていますが当日にどのような体験が待っているのか、想像もつきません。
それでは、雲呑堂でした。